mystyle0203blogの日記

労働審判体験談

総務の女性との対面~退職勧奨~

総務の女性(Mさん)から電話を貰い、約束の場所へ向かいました。場所は百貨店の中にある喫茶店

着席しているテーブルを知らせるメールも直前に届いていたため、すぐにMさんを認識することはできました。

店を入ってすぐ、テーブルに向かう前に、Iphoneの録音アプリを立ち上げて録音を開始しました。

 

Mさんはとても優しそうな方でした。

あいさつの後、アイスレモンティーを注文し、雑談から本題へ。

理事長の代理として来たMさんの要件は

「理事長は、酔った勢いでホテルに行ってしまったことで、私情が入ってしまい、業務に差し支えるので辞めてもらうしかない、と考えている。」とのこと。

やっぱり退職勧奨か、、、とショックでした。

酔った上でのことであり、私としては大きな問題ではないと捉えていましたし、職場にはほとんど理事長は現れず、通常業務に差し支えるとは考えられないし、就職してからの4か月で仕事も覚え、クリニックのスタッフとも仲良く働いていたからです。

 

以降 要約すると

・今ここで退職届にサインするのであれば1か月分の給料に4万円を加えた40万円を支払う。

・40万でダメならいくらなら退職するか。100万くらいであれば理事長は出すと思う。

・退職しないのであれば、明日から出勤は禁止。給与は支払う。

・ほかの人の退職勧奨は理事長が面談で行うが、なぜか今回はそれを拒否している。

 

Mさんは、退職届も持ってきており、サインできるか聞いてきたのですが、

「今日ここには、何を言われてもイエスもノーも言わないつもりで来たので、すべてひっくるめて持ち帰ります。理事長にはそうお伝えください。」

と言いました。

するとMさんいったん退席し、理事長に電話をしにいきました。

20分ほど経って戻ってこられ、

「理事長に確認しましたが、退職の意思が固まるまではやはり出勤禁止ということでした。」

とのこと。

ここまでで、私としては、退職を求められており、金は払うから辞めてもらいたいとまで考えられていること。(10日前には普通に理事長とlineもしています。急展開すぎ。)

さらに、辞めないのなら自宅待機というのは、職場から切り離し、精神的に追い詰め、自分から辞めるように仕向ける悪意に感じられました。

 

Mさん「自宅待機となるが、今後どうされますか?」

私「自宅待機命令であれば、従うしかないと思う。どうするかは考えます。」

Mさん「どのくらいでお考えまとまりそうですか。」

私「1週間もあれば、、」

このような会話も交わしました。

 

ちなみに退職勧奨されているとはいえ、Mさんとは1時間半ほど、法人内のいろいろな話をしたり、楽しい時間を過ごしました。Mさんはかつて長らく理事長の秘書をされていそうでした。

この1時間半くらいの会話、すべて録音していました。

コロナ対策で、私とMさんの間に透明なパーティションがあったため、Mさんの音声は聞き取りにくかったですが、きちんと録音はされていました。

iPhoneはハンカチと重ねてテーブルに置いていました。

しかし着信などあると録音が中断されますので、やはりICレコーダーのほうがより良い点もあるかと思います。