mystyle0203blogの日記

労働審判体験談

職場でのトラブル概要

なぜ私が労働審判を起こすことになったのか、その経緯を簡単に記載したいと思います。

特殊な業界なので詳細に書くとすぐに特定できてしまうため、曖昧に記載する部分も多いですが、本筋からは外れないように書きます。

 

2022年の4月、私は、とある医療法人に新卒で採用されました。その医療法人は全国で複数クリニックを運営しています。私が住んでいる県にも、2つのクリニックがあります。私が就職したのはそのうちのひとつの院。近いエリアにもうひとつ院があります。全国のクリニックのトップには50歳くらいの男性の理事長がいます。

 

入社あとは毎日楽しく勤務していました。女性ばかりの職場でみんな仲が良く、絆が強いという印象でした。特殊な慣れない仕事内容ですが、私なりにしっかり勤務に励んでおりました。とくに女性院長とは仲良くさせていただき、個人的にも大好きな方でした。

普段は院のスタッフに運営は任されていますが、全国の分院を理事長が時々チェックしに来る、そんな状況でした。

今回の労働審判はこの理事長との個人的な関係に端を発しています。

 

この理事長と初対面したのは入社から2か月後でした。スタッフとの交流を積極的にしたいタイプらしく、各地でよく飲み会を開いている様子でした。もれなく私も飲みに誘われ、初めての飲み会で2人きりになってしまい(複数で飲んでいた帰りに誘われたため。なにも起こらなかったですが、これが最初の失敗。)

よくある、中年男性の酔った場面でのスキンシップをかわさなければならない状況になってしまいました。

 

男性が酔った上でスキンシップを求めてくることは、よくあることだと思っていますが、それをかわす、あるいはそもそも2人で飲まない、っていう対策が必要なんだと思います。そもそも常識ある社会人であれば2人きりで深夜まで飲む、というリスクを冒さないものだということも今回学びました。

 

端的に説明すると、こうやって数回(具体的には3回)、理事長と個人的に飲みに行って、結局は関係をもってしまったことが私の失敗でした。(初めて関係をもったとき、私は極度の泥酔状態で記憶がありませんでしたが。)

私の当時の感覚では、酔っぱらった上で男女が一線を越えてしまうことはままあることで、こんなこともあるよね、と深く考えてはいませんでした。(この感覚はこの事件で多少矯正されました。)

個人的な愛情などはお互いに全くなかったし、関係を持ったのはたった2回ですが、それなりにいろんな話をしました。全国の院の運営状況、スタッフについて、これからの展望など、入社数か月の新人にしては、医療法人の深くまで知りすぎた感はありました。

 

ここまでが入社してたった4か月のことです。そして5か月目に入った途端、労働問題へと発展していきます。